カルミナ・ブラーナのFortunaとタロットのFortune
令和の初めの1ヶ月があっという間にすぎましたね。みなさまいかがお過ごしでしょうか?
先日、ミチルさんに熊川哲也さんのバレエに誘われました。
O Fortuna!(おお運命の女神よ!)で始まる壮大なオーケストラと合唱による冒頭部分は、
皆さま一度は耳にしたことがあると思います。
とてもパワフルでドラマチックな楽曲なので、
熊川さんの解釈による舞踏と融合すれば、アルケミックな反応が起こりそうで
即答で「行く!」と返事をしました。
そもそもカルミナ・ブラーナとは1803年にドイツのベネディクト修道会の修道院で発見された
詩歌集だそうで、内容は恋愛や青春、自然を歌ったロマンチックなものから、
芸術的、教訓的なもの、さらには遊び、酒、怒りなど、祈りの場とはかなりかけ離れた内容の
バリエーション豊かな作品集だそうです。
カール・オルフはその中のいつくかの詩にインスパイアされて
この素晴らしいカンタータを創作しました。
『楽器群と魔術的な場面を伴って歌われる、独唱と合唱の為の世俗的歌曲』という
副題がつけられ130年以上の時を経て、フランクフルト歌劇場で初演され大成功を納めています。
私はその詩集の1ページの挿絵を見たときに
「おお!運命の女神よ あなたはここにもいらしたのですね♡」と思ったのでした。
🔺ブラヌス写本『カルミナ・ブラーナ』の1ページ目
というのも、
今勉強しているトートタロットのメジャーカードのⅩ(10)は「Fortune」
そう!「運命の輪」というカードです。
カードの意味は、
運勢が大きく変わる時、より精神性の方向へ幸運の車輪がぐるぐるとまわり出しています。
私たちのちっぽけな思惑などとは、おおよそかけ離れたところからのエネルギーがどんどん拡大して
イナズマのように降り注がれている状態です。それは人智を超えたミラクル状態です!
ぐるぐるぐるぐる......あらがえないですねー(笑
こうなったら、今までの凝り固まった執着を手放し、流れに身を任せるしかないのです。
変化を受け入れて新しいバイブレーションの中にドボンとダイブする感覚でしょうか?
🔺スフィンクス(塩)ワニ(硫黄)マントヒヒ(水銀)で三位一体となって回っている図
他にもたくさんの意味を孕んでいるのですが、
このカードの絵と上の挿絵の構図がほぼ同じだったのです。
他のタロットのXも探してみました。
左がマルセイユ版、右がウエイト版です。
比べると面白いですね〜♪
私はやっぱりトートタロット版が好きです。
カードにFortuneが出るとちょっと嬉しくなったりするもんですから、
9月のこの公演もワクワクと心待ちにしているのです。
ところで、
あらがえないという意味において、私のあらがえない運命なのですが、
2年間かけて学んできた数秘&トートタロットの卒業試験が7月に迫ってまいりました。
初めてお会いするクライアントさんのお悩みをその場で聞いて数秘で読み解き、
さらにタロットで解決できるように導くという本番のセッション形式の試験です。
(焦りマクリマクリスティー!)
そして緊張マックスの私たちのセッションの進め方を、あらゆる側面からシビアに採点されるという
(身も氷マクリマクリスティー!!)ドキドキの体験です。
そこで、お知り合いの方に助けていただこうと思いました。
絵梨さん(私の先生です)曰く、場数を踏むこと=セッションすることが一番!とのことなので、
どなたかモニターさんになっていただけませんでしょうか?
できれば二子玉川、渋谷、自由が丘あたりのカフェなどで小一時間。
心配事やお悩み解決のアドバイスをさせていただけたらと思っています。
特にお悩みのない方でも、ご自身の個性や年運などを読み解いて差し上げます。
詳細は、お気軽にフェイスブックやメッセンジャーなどでご連絡いただき、
お互いの良き日を調整できたらと思っています。
思い返せば、初めて数秘のセッションを受けて、自分の持って生まれた数字から
私という人間を客観的に読み解いてもらった日。
戸惑いながらも目から鱗が落ちる思いで受け止めたことを思い出します。
そして、ありがたいことに、この学びを通して自分がどういうタイプの人間か、
何の為に生まれてきたのかを、今は知っています。
数秘とタロットの先生である絵梨さんに感謝です⭐️
皆さまの「運命の輪」はどんな感じでまわり始めるのでしょうか? 楽しみですね♪♪♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
ご縁に感謝です💞
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