Carpe Diemという名のワイン

私はワインが大好きですから、産地や品種もさることながら、

ワインの名前やエチケットにも興味があります。

先日、訪れたワインバーで出会ったブルガリアのワイン。

ソービニヨンブラン、シャルドネ、セミヨンのブレンドワインで、

初夏を感じさせる爽やかな柑橘系の香りの後に、

かすかに感じるヨーグルトのような乳酸発酵の香り

それぞれのブドウ品種の特徴がお互いを高め合うように混ざりあったテイストの

とってもきれいなワインをいただきました。


要するにとっても美味しかったのです(笑

左側のワインがCarpe Diemというワインです。スタイリッシュなエチケット!

右のワインはニュージランドのリースリング。こちらも熟した柑橘系の香りとともに

酸がキリッとシャープなワインでした。


カルぺ・ディエムとは、紀元前1世紀の古代ローマの詩人ホラティウスの詩に登場する語句。

ラテン語で「一日の花を摘め」という意味で、人生の中の未来に希望を求めるよりも、

その日その日を有意義に生き、楽しむほうが賢明であること、が歌われているそうです。

「今この瞬間を大切に」とか「今を精一杯生きる」「今を楽しむ」

そんなニュアンスの名前がついたワイン。

なんだか私の人生を肯定してくれているような気持ちになって嬉しくなりました♪


wikipediaで調べたらCarpe Diemと書かれた日時計もあるようです。

それだけ一瞬、一瞬の時間を大切に生きましょうね。と昔の人も感じていたのでしょう。

人にも動物にも、そして洋服や、アクセサリーにも感じますが、

私にとってワインとの出会いは、偶然ではなくて必然なのかな。

今回のように名前だったり、香りであったり、作り手の精神であったり。


そして楽器にも出会うべくして出会ったなあと感じています。


私たちが演奏するソウル・サウンド・ライアーという楽器は

シュタイナー教育の講師だったアンドレアス・レーマンさんが考案しました。

私が今、好んで飲みたいと思うワインはビオディナミという農法でつくられたワインです。

この農法を提唱してきた人物がルドルフ・シュタイナーです。


「全ての生命は、地球上で完結しているのではなく、地球を含む宇宙の営みからも影響を受け、調和しながら生きている」という考えがあります。ビオディナミ農法とは、まさに農場全体を1個の生命体系と見なし、それを月の満ち欠けや宇宙のリズムといったもっと大きな枠組みのなかで位置付けることです。宇宙のリズムに合わせて農業を行うため、種まきカレンダーは毎年出版されています。農薬を使わず、土壌のエネルギーを引き上げ、ぶどう樹の生命力を高める農法です。


なんて素敵なことでしょう!!宇宙の周波数をもつライアーと宇宙のエレルギーに満ちたワイン。

私のふたつの大切なものが、シュタイナーを通して繋がりました〜

ビオディナミのワインにライアーの音色を聞かせて、ますます美味しく熟成していただこうと

思っています♡ふふふ


美しいワインには必ずや良い波動やエネルギーがあるし、そのワインを味わった時に感じる

多幸感はライアーの振動を身体に響きせた時と似ていると思います。


昔見た映画「いまを生きる」は、劇中でロビン・ウイリアムスが発するラテン語「Carpe Diem」の

日本語訳だそうです。

号泣間違いなしの、とっても感動した映画でした。

今宵はワイン片手に、この映画をゆっくり鑑賞したいと思います〜。

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Michikaho'rl「ミチカホール」 ~満ちて香る~ 芳醇なワインやお花のようにシルキーでエレガントなユニットにしたいとの思いを込めて名付けました。 聴く人の心に寄り添うような音楽制作をしたいと、心を込めて手作りした楽器を中心に、ヒーリングにフォーカスした活動を行っています。 ~歌は祈り、響きは愛~ 私たちの楽器は全てA=432Hzにチューニングしてあります。

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